ダニー・ボイル28週後を見た。この前は28日後を見たので、最近走るゾンビ映画しか見てねぇ、と思ってワイルドスピードX3TOKYODRIFTもバランスをとって?借りた。ネタバレになるかもだけど、我らが偉大なるステイツ様なら大統領閣下がまずロンドンを燃やし尽くすとこからスタートなんじゃね?何か作戦手順逆じゃね?と思った。だけど、何と言うか、そもそも走るゾンビが最も映えるシーンとしてロンドンが選ばれて、かつ、前作を超える惨たらしさを炙り出すためのセッティングとして米軍がいるんだという事なので、まぁ印象には強く残ったし、ノーリミテッド!ファイア!ファイア!の指令が発令された時は、別段高尚な意味は無しに、「うわぁ、きっと俺らもウイルスに罹って狂ったらこうしてステイツの皆さんに処理されんだろうな」という変な現実味も持った。何か、そういう気持ち悪さを目いっぱいに表出するため、他は全部切り捨ててしまった感じ。TOKYODRIFT。TERIYAKIBOYZが楽曲提供してる繋がりでこちらも無意味に借りる。完全にツタヤに囲い込まれてる感じが何とも。主人公がどう考えても高校生に見えない。千葉慎一の改名具合が衝撃。ジャパンガールのエロイことエロイこと。地理が歪みまくっていて、群馬と東京が途中のチバラギとサイタマを消し去って異様に接近しちまってるように見える。それとも最後の方だけやっぱり群馬なのかぁ。向うの人が日本語を喋る時に感じる抜けた感じと真剣なギャップは何にも変え難い味わいがある。あと、在日米軍軍人の息子が東京という異国で生きるという脚本はそれだけで一つのストーリーになるんでは・・・・?と(まぁ余程の幹部でない限り三田とかには用ないだろうけど、主人公のパパは何故か三田らしきエリアに住んでる)思うのに何で全てのソリューションがドリキンですか?何故ドリキンに着目しますか?みたいに思いました。でも、東京湾岸が隠れ家だったり首都高速が夜遊び場だったり、本能的にピックアップする風景はやっぱり日本人もアメリカの人も変わらないねと。