先週の金曜の夜から土曜にかけて蟹を買いに行った。僕が休日の午前中決して起きようとしないことを友人は良く知っているので、夜中のうちに僕を家に迎えに来た。友達の家で寝支度を整えている時、時間だったのでリアルタイムでとある科学の超電磁砲(レールガン)を見た。面白かった。その日(たしか12月の19日午前2時くらい?)の話は、レベルアッパーで能力者もどきが大量発生、その人達の思念ネットワーク上で繋がれる事でが化け物を生み出して…というような話だった。固体としての人類がネットワークで接続されることで高次元の存在になるという野望は、昔から人気が無い。人類補完計画から、マクロスFまでずっとそんな気がする。でも現実に起きているのは全然逆で、私達はどんどんネットワーク接続の機会を増大させている。能動的にしろそうでないにしろ。僕が不思議に思うのは、現実としてネットワークの接続は前提なのに、何故映像作品ではそうした野望(もちろんそれは人間の意識もネット接続しようという、より高次な野望だが)がくじかれてしまうのか…?という点だ。最近人とそんな話をしていたら、一連の功殻機動隊シリーズではそういう考えはくじかれるどころか、推奨されているよね?という話もあった。

話は大分それたが、蟹はちゃんと買えた。やっぱり市場で買う蟹は安いしうまい。