今日の午後3時半過ぎくらいに某市のビックカメラにとある品を返品しに行ったのだけど、テレビ売り場に凄い人だかり。一体何だろうと覗いて見たら、WBCの決勝戦だった。もう優勝目前だったので、その場にいる人たちは皆目を釘付けにしていた。

野球にあんまり興味が無いせいか、どうも冷めた目線で人だかりの方を眺めているうちに何か既視感を感じた。どうやら戦後まもなくのプロレスの試合を眺めるモノクロ映像を思い出していた、と後で思う。

にしても一家に一台テレビが普及してもなお、こうしたイベントごとになると人が立ち止まるのが実に不思議だった。リアルタイムで視ておきたいからなのだろうか?あとあと考えれば、今日が休日で、たまたまビックカメラに来て、店員さんがテレビをみな中継放映するようにして…というだけの話なのだろうけど。でもワンフロア占拠するくらい人が立ち止まるのは凄いよな。

こういうスポーツとメディアみたいな話を誰か分析してくれないかなぁ。吉見俊哉さんのような人とか。