[読書][ライトノベル]

荒野の恋 第二部 bump of love (ファミ通文庫)

荒野の恋 第二部 bump of love (ファミ通文庫)

出てから大分時間がたってしまいましたが読みました。
荒筋
中学2年生になった荒野。自分は変わっていないつもりでも周囲は季節とともにどんどん大人に…。「少女」から「女」になるであろうことを強く意識させられる事件が次々に荒野の身に降りかかる!

どくしょかんそう
と、煽ってみましたが、自分が男子に人気があるかどうか聞いてしまう荒野、自分の大きい胸を気にする荒野、AVを見せられ辱められる荒野、好きでない男子に残酷になれる荒野、そこらへんがツボでした。ええ。阿木君という、荒野の事を気にかける男子が登場するのですが、その人の造形がちょっとあっさりしていたので、そこを掘り下げて欲しかったかな…。荒野が残酷になれるまでの過程とかも若干説明不足気味。あーでもその辺りは3部で説明されるかもしれませんね。

あと、義理のお母さんである蓉子さんがパパである山之内正慶さんとの間に実の子供を身篭るのですが、正慶さんはまたまた浮気します。そこで浮気相手と対決する蓉子さんの鬼気迫る行動が今回は一番衝撃でした。ここは是非読んでお確かめ下さい。相変わらずイラストが素敵でした。読んだ時間は1時間半くらいです(あ、これ久々だ)。

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