記憶の掘り起こし5―83年生まれのロボット観及びアニメ観
10〜15歳
- 概略:アニメ誌で番組チェックする事を覚える。アニメそのものを楽しむのは勿論、周辺の文化(声優/ライトノベル/ゲーム)などを、複合的に享受するようになる。小金を持たされたこともあり、消費が旺盛になる(アニメイトとか良く行った)。またアニメ雑誌のアニメ絵グラビアを通してキャラクターに性的な視線を見出す。ロボットアニメものとしては、脚の長いガンダムに触れるとともに、それ系のパトレイバー/マクロスなどを事後的に消費。13歳〜15歳にエヴァムーブメントが起きる。
- ロボット作品:引き続き「勇者シリーズ」を視聴していたため、「勇者警察ジェイデッカー」「黄金勇者ゴルドラン」「勇者指令ダグオン」など。「勇者王ガオガイガー」をもってシリーズが終了したため、涙した人は多かった(?)。2頭身ロボットとしては「覇王大系リューナイト」。ガンダムでは「機動戦士Vガンダム」「機動武道伝Gガンダム」「新機動戦記ガンダムW」「機動新世紀ガンダムX」などVを除いて富野ガンダム空白期であり、ガンオタにとっては冬の時代であると言えよう。ロボット傍系としては「天空のエスカフローネ」「機動戦艦ナデシコ」「マクロス7」「ガサラキ」、敵を倒せない人型兵器として「新世紀エヴァンゲリオン」。
- その他アニメ作品:エヴァ以降*1の97年よりアニメバブルが起きたため、粗製濫造気味のアニメを散見する。またアニメのデジタル塗りが開始されたのがちょうどそのころで当初は違和感があった(かな?)。非ロボット作品では、ハーレムものとして「天地無用」、異世界ものとして「神秘の世界エルハザード」や「爆れつハンター」「魔法騎士レイアース」そして「スレイヤーズ」。変身少女ものとしては「ウェディングピーチ」、カルトな作品としては「少女革命ウテナ」「カウボーイビバップ」。所謂ジャンプ系統としては、アニメ「幽☆遊☆白書」が95年に終了。アニメ版るろうに剣心―明治剣客浪漫譚が96年開始。同系統で「忍空」や「みどりのマキバオー」とかもあったけど印象が薄い。
- その他①コンシューマーゲーム:94年からポストスーパーファミコンとして「セガサターン」並びに「プレイステーション」が発売されハード戦争が勃発。
- その他④ライトノベル:「スレイヤーズ」全盛。それの継承者として「魔術師オーフェン」。「ブギーポップは笑わない」が97年に発表される。
追記:地上波じゃないアニメと劇場アニメは外してあります(カウボーイビバップは半分地上波ですが一応)。