surround 『selimさん、こんな本http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569649343/ 出てるのご存じでした? さっき先のページで読める、(アンテナしている)デルスーさんって方のカスタマーレビューで知ったのですが。カスタマーレビューも色々投稿されているので、このページだけでも結構楽しめる(参考になる?)かも。/デルスーさんのレビューは他のものもお勧めでーす。遡って読んでいってもらえば、日本の現代小説についてのものも結構あります。

っていうコメントを頂いていたようなんですが、4日も放置していたみたいです…。id:surroundさん申し訳ない。そして紹介アリガトウゴザイマス。それで件の新書なのですが、面白そうですね。村上春樹が日本人小説家について言及しているのって記憶では「若い読者のための短編小説案内」くらいで、それ以外は黙して語らずですが(実は同人をやっていてそこで批評っぽい事をやってたと聞いた事もありますが)。

「日本の小説はほとんど読まなかった」と自ら口にし、
アメリカ文学の影響ばかりが取り沙汰される村上春樹の作品だが、
実は、漱石・太宰・三島ら、日本近代文学の「正典」を徹底的に読み込んだ上で
それらと格闘するようにして書かれたものに違いない、
とする著者の基本的な論点は妥当なものだと思う。

レビューを見るとかなり驚きというか。勿論これから中を読まないといけませんが…。とりあえず諸般の事情でお正月が年明け5日から始まるので、ゆっくりではありますが読んでみたいと思います。とりいそぎ。