二日目から和歌山に行きました。大阪から和歌山に行くときにAIRの舞台になったらしい場所を通った。バス停とか観鈴がいたっぽい学校とか。車でチラと見ただけだけど。狙ったわけではないですよ。山側に行くに従ってfmOSAKAが入らなくなる。あとここまで来ると流石に言葉のイントネーションが関西らしくなる。逆に大阪のデオドラントさ加減というかフラットさ加減が気になる、とか2日しかいなかったのに適当な事を言ってみる。

ホテルに着いた後で少し泳いだ・・・というより水につかった。白状すると泳げなかった。陸が好きなんですよ僕は。

余談。旅行中の本なんだが何にしようかなあと思っていて、せっかく大阪とか和歌山に行くのだしそれらしいものを選ぼうとしたのだけど上手く選べないまま出発してしまった。ラノベも考えたけど、旅・関西・本という連想ゲームから完全にラノベが外れていた。まだ読んだ事がない旅モノとかか?キノか?でも乏しいリソースからくる経験則であの拭いがたいロープレさ加減がリアルな旅と全然マッチせずやめ。では和歌山だしびんちょうたんか?本が出てるか知らないのでパス。ここらでオタク系物件に見きりをつけて、ブンガク系にシフト。確か大江健三郎は和歌山だったよな、いや綿矢りさは京都だったかな、村上春樹は兵庫だったか、いやいやいやいや旅と言えば沢木耕太郎!などと一人会議をしているうちに待ち合わせ時間までわずかになって来てタイムオーバー。結局鞄に入れっぱなしだった内田百間を読んでいた。借金取に延々追われたりとか夏目漱石の講演の話とかあんまり上方とは関係ないね。