電脳コイル 第2巻 通常版 [DVD]

電脳コイル 第2巻 通常版 [DVD]

2巻目を見終わりました。勇子>ふみえ>優子という順番で注目度が固定。とりあえず桑島法子の声が聞こえたら画面を振り返る形でアイロンがけしながら5話まで。あとキャラの足とか足とか足とか勇子の肩ズレとかにも注目。本当にエロイ絵は動く絵であって綺麗な絵では無い事を再確認した。まぁそれはどうでも良いのですが。

世界観について。未だにメガネについて語られないので良く分からないのだけど、「実はこの世界はネトゲでした。プレイヤーはこのアニメの外にいます」といつ言われるのかと思ってしまう。そう考えると、メガネというアイテムを通してゲーム中の管理者や自分のペット(デンスケ)を可視化出来るのも納得出来そうだ。要するにネトゲのリプレイムービーをゴージャスに再演しているという印象。劇中優子がデンスケに拘るのも最初は生身のペットだから当然だと思っていたが、こいつがただの製品だと知るに及んで「ああこのペットはレアモンスターなんだ」という読み換えを行う。でなければ優子の拘りは不自然。

キャラについて。勇子は当初だんまりキャラだったが、部下を得る事でノリノリの女王様へ変貌。個人的には桑島法子久方ぶりにハマリ役。この調子でどんどん部下をしごいて欲しい。上の流れで行くとネカマが男性プレーヤーをレアアイテムで釣ったみたいな図式。余談。メタバグを探しに行く途中でラムネを飲んでいるシーンが良かった。

その他。戦闘美少女という超便利分析フレームワークが僕らにはあるわけだが、それを開発した斎藤環氏の焦点は主にナウシカから連綿と続く闘う女の子に向けられた。最近は男が闘わないのは当然としてそもそも男が登場しない作品も多々あるわけだが、そのなかでも女の子が戯れるだけの作品も少なからず。自分的にアレらは、割合新しい傾向かなと思っていたのだけどよーく考えればジブリにはトトロと紅の豚という傑作があってあれにも生身のメインキャラクターとか視点登場人物はいないよね。戦闘美少女も戯れる少女も宮崎先生から生まれたのだなぁとかムダに考えた。あ、これはコイルが徳間書店協力になってるとこからきた妄想です。

終わり。問題は次のDVDが地元のツタヤには無いことだな。