電脳コイル 第4巻 通常版 [DVD]

電脳コイル 第4巻 通常版 [DVD]

ネットのうわさによると、疲労したオタクが子供向けアニメにはまる確立は、元気なオタクがはまる確立より少しだけ多いそうです。

9話が怖かった。この作品の面白さは、電脳世界を可視化して世界を読み換える事だけど(=まさに子供の視点)、読み換えた事により子供だけのフロンティアを開拓するという点にあるのだと思う。「世界を積極的に誤読」(missleadingをもじって言えばmissreadingか?missunderstandingだと意味的には近い気もするけど)は、実は私達が持つ根源的な欲望ではないだろうか(追記20019文章変だったんで差し替えた)。

9話

ハラケンの話が怖すぎる…。これはSFというより現代版「学校の怪談」だ…。勇子強すぎ。

10話

何で電脳体を安定させる必要があるんだろう?メガネ遊びが出来なくなるだけではないのか?何かそれにしてはメガネ以外のハイテクインフラへの説明が足りていない気がするのだが…とか設定の整合性をネチネチ検査してしまうのは間違い無くはまっている証拠か…。それとサッチーは電脳上のソフトウェアみたいだけど、破壊される時のエフェクトが用意されてるのって何か意味あんのーとか子供アニメにむきになる。メガネが勇子がガチャギリ達を恫喝(というか黒客に残るかどうかを選ばせる)時の表情及び「分け前はいるの?いらないの?」というセリフに感動。これはもはや桑島法子アニメ。「一人で出来たよ……ほめてお兄ちゃん」って何したんだよ。あと(というかもはや勇子以外語る事がない)、厳しい表情を黒客メンバーに向けた勇子が、間を挟んでおじさんに会いに行き、そこで(オレ妄想的に)女の子らしい表情やしぐさをするのが、上手いと思った。勇子というキャラクターの性格的落差を表せていて良かった。

11話

あんまり勇子が出てこないので、適当視聴。相変わらず物理層と電脳的なエフェクトの境目がさっぱり分からん。電脳的に表現された水に飛び込んだと思ったら2階から飛び降りたみたいな自己事故が大黒市で起きていそうだ。