ファーストガンダムを思いいれたっぷりに語る同年代に語る人に無茶苦茶違和感が感じた、みたいな事を書いた。書いてて自分でもイヤになっちゃって放り出してしまったけど、シルバーウィークでまたスイッチが入ったので前段階だけ整理。

ファーストガンダムオタについて、感じた違和感はただ一つで、リアルタイムで見たわけで無いのに何でそんなに思いいれあるの・・・・?という。具体的に誰なのか、という話なんだけど、どちらかというと身の回りにいる人ではなくて、名前知らないけどお笑いの芸人とかでガンダムを語る一連の人々とかを想定。最近は身の回りでも出てきたけど、それは割愛。

身の回りでも勿論こういう類の人はいるが、最初この感じについて言及した時は、クローズドサークルの内部というか、身内感が強い場所で生起する現象だったような記憶があるが、最近は明らかにそうでない場所、つまり突発的に起きる遭遇等でも、ガンダムのコードとしての強度は明らかに増しているようで、普通にファーストガンダムを共通コードとして語る人が出現している。

こういう人々が上記のもやもや感を催させる理由は複数あり、特に重要なのは旧世代な教養の押しつけ的行動を、あっけらかんと済ませてしまう事であるような気がする。また彼らがやっていることは、久々に現れた共通コードを振りかざしていたいという欲望を満たしているように見えてしまうので、それもまたイライラする。ここまでいくと、ガンダムが教科書に載る人も遠くネェーというくらい、現在のファーストガンダムは特権的教養と化しているイメージ。ただ、そうしたムーブメントや語りを推進してしまっている人々の中で一番エネルギーがあるのは、身内感(これはあくまで体感的なものですよ)と非身内の境目にいる人で、深層部のマッチョオタクと連動分子って感じではない。まぁ連動してたらもっとヤバイ気がしなくもないが。