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- 作者: かわぐちかいじ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: コミック
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全巻では梅津さんが亡くなったところで終わったわけですが、今回は角松が乗る潜水艦がどう見方の軍艦をやり過ごすかにページの殆どが割かれている。水中戦での神業っぷりは沈黙の艦隊を彷彿とさせるやりとりなので、リアリティがあるかどうかはともかく(無い)、楽しめた。
そういえば
前作沈黙の艦隊といいジパングといい、何故か神の視点を持つ主役と、人間の枠に囚われる主役を対立させる手法をとるけど、このまま行くと草加拓海が原爆をゲットしてってことになりそうだな経験則で…。それともやっぱり歴史は不可逆だったんですよってことになるのかなあ。にしても未来を知っていても、自衛隊であることを忘れないで行動するってのはやはり見ていて不思議な気がする。自衛官であることと日本人であることが葛藤を生むのだとすると、実は一番人間くさいのが草加で神の視点にいるのは角松なのかなーとか裏読みもしたくなるのでありますよ。
リンク
かわぐちかいじwiki
これ見てたら
麻雀漫画でスランプ脱出。初の時代劇「意気に感ず」で画風を変更(目を大きくする)。これをきっかけに人気が出始め人気作家となる。
ってあったんだけど、目を大きくするだけで人気かわったりするのかなぁ。あと沈黙の艦隊の盗用問題にも触れてるのでその向きに興味のある方は。