読書

読んだもの アクセル・ワールド2 ―紅の暴風姫― アクセル・ワールド3 ―夕闇の略奪者― アクセル・ワールド4 ―蒼空への飛翔― 以上全て川原礫著。 聴いたもの Strawberry Jam―Animal collective Sweet Spot―ゆらゆら帝国 Funkadelic―Funkadelic 見たもの MADMEN …

読んだもの アクセル・ワールド1―黒雪姫の帰還―川原礫 長いお別れ―レイモンド・チャンドラー 聴いたもの 告白―チャットモンチー 耳鳴り―チャットモンチー TEAM ROCK―くるり シンクロニシティーン―相対性理論 見たもの MADMEN Season 2―1/2 レイモンド・チャ…

思想地図Vol5に掲載されている遠藤知巳の「文学/批評の社会学―批評の社会学」という文書を読んだ。「感想もそこそこにひたすら読み継がれていくパルプフィクションの膨大な集積が、それ自体で社会を観察しているかのようだ」という見方が面白かった。それと…

トクヴィル「アメリカのデモクラシー」第一巻下巻からいくつか 今日、合衆国では、社会の富裕な階級はほとんど完全に政治の実験の外にあり、富は、この国では権利があるどころか、不評を招く確実な原因であり、権力に至る障害と言ってよい。そこで、金持ちた…

読んだもの とめはねっ!既刊―河合克敏 闇金ウシジマくん既刊―真鍋昌平 青い花5―志村貴子 放浪息子10―志村貴子 フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略―クリス・アンダーソン 芸術家企業論―村上隆 CHINANO(写真集)―名越啓介 アメリカのデモクラシー第一…

アメリカのデモクラシーが終わらない。もとより大著なので、付箋を入れながら記憶が飛ばないようにしつつ読んでいる感じ。下巻も前半折り返したのでそろそろ気になる点を箇条書きにしておく。 「人民の選択、およびその選択におけるアメリカ民主政治の本能に…

読んだもの とある科学の超電磁砲3巻・4巻―冬川基 とある魔術の禁書目録1〜5巻―近木野中哉 「アメリカ社会」入門―英国人ニューヨークに住む―コリン・ジョイス 大東京トイ・ボックス5―うめ 読んでいるもの アメリカのデモクラシー第一巻(下)―トクヴィル …

読んだもの ぼくらの11巻―鬼頭莫宏 ヨコハマ買い出し紀行1〜3巻―芦奈野ひとし おおきく振りかぶって13巻―ひぐちアサ 「娚の一生」の感想、追記。何というか、恐らくどういう少女マンガ(最早少女ではないが)でも多かれ少なかれあるんだろうけど、主人…

化物語(上)(下)、傷物語、偽物語(上)を読んだ。上巻下巻はアニメのストーリーをなぞるように読むだけだったんで普通だったけど、傷物語は羽川委員長大活躍だなー。あんなセリフもこんなセリフも全てが堀江由衣ボイスに置換されていくので、読むのがとめられ…

読んだもの。 乙嫁語―森薫 さいたまチェーンソー少女―鶯神楽 大東京トイボックス―うめ(再読) 読んでいるもの。 偽者語(下)―西尾維新 アメリカのデモクラシー―トクヴィル 季報「唯物論研究」第104号 期せずして〜語が異常増殖。森薫は僕のような年代の性…

ジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード」(青山南訳)を読んだ。長かった。 まず物として重たい本だった。持ち運びがしづらいため休日にまったりと読むことになった。そのため大分時間がかかってしまった。 サル・パラダイスの一人称は「私」でも良かっ…

斎藤環の「関係する女所有する男」を読んだ。普通。女性は関係性への欲望を志向し、男性は所有への欲望を志向する、という話。第一章と第四章は面白かった。ジェンダーの規定要因が世間で考えられているより複雑であるところとか、女性と男性の精神疾患の差…

読んだもの。 天野こずえ「ARIA」全巻。 池永永一「シャングリ・ラ」下巻 読んでいるもの。 ジャック・ケルアック「オン・ザ・ロード」 チェーホフ/松下裕訳「チェーホフ・ユモレスカ」 シャングリ・ラをようやく読み終わった。上巻と比べるとストーリーの展…

最近読んだもの。または読んでいるもの。 池上永一「シャングリ・ラ」上 ジャック・ケルアック「オン・ザ・ロード」 佐々木敦「ニッポンの思想」 ながいけん「神聖モテモテ王国」4・5 船戸明里「アンダーザローズ」6 志村貴子「放浪息子」9 天野こずえ「…

池上永一シャングリ・ラ上巻を読み中。これは良いラノベ。故中島梓氏が昔村上龍の「半島を出よ」を超重量級のラノベと評していたけどそれに近い感じ。龍が無意識調ラノベならこっちは作為的ラノベ文法。世界設定として面白いのは、環境主義がたたって、新し…

最近読んだものと読んでいるもの。 チーム・バチスタの栄光(文庫) オン・ザ・ロード(まだ読み中) 神聖モテモテ王国 ヨコハマ買い出し紀行 鬼切丸 絶対可憐チルドレン チーム・バチスタ、サッカーについての小説かと思ったら医療についての小説だった。面…

志村貴子の青い花4巻を読んだ。「私の好きは好きな人とそういうことをする、好きなの」。マジか。僕的にこのマンガ、放浪息子もそうだけど、良いなぁと思うのは、百合がどうこうというのもあるけど、登場人物同士の心の交流を色んな観点でじっくり描いてあ…

屍鬼を藤崎竜マンガ版と小野不由美小説版で平行読み。藤崎竜が真価を発揮するのは原作付きの時。以上。いやもう少し。藤崎竜というマンガ家は、デフォルメする対象が見つかった時、一番面白くなるヒトだと思った。それは原作、という場合だけではなくて、初…

王様の仕立て屋 21―サルト・フィニート (ジャンプコミックスデラックス)作者: 大河原遁出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/02/04メディア: コミック購入: 3人 クリック: 3回この商品を含むブログ (24件) を見るおいしんぼファッション編。電車で読むのにち…

放浪息子 (8) (BEAM COMIX)作者: 志村貴子出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2008/10/25メディア: コミック購入: 11人 クリック: 46回この商品を含むブログ (131件) を見る年末からこっちにかけて志村貴子の本は今書店で買える分を一気に買った。青…

ハマータウンの野郎ども (ちくま学芸文庫)作者: ポール・E.ウィリス,Paul E. Willis,熊沢誠,山田潤出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/09/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 182回この商品を含むブログ (81件) を見る先日の続き。 一方の極に機関銃を…

" title="[新訳]ローマ帝国衰亡史 上 ">[新訳]ローマ帝国衰亡史 上 作者: エドワード・ギボン,中倉玄喜出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/02/23メディア: 新書 クリック: 11回この商品を含むブログ (16件) を見るラノベ読む時間は無いが、これはすぐ読…

自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門 (講談社現代新書)作者: 森村進出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/02/20メディア: 新書購入: 18人 クリック: 330回この商品を含むブログ (90件) を見るやっと読み終わった、時間かかった。書影が旧ヴァージョン…

ガラにも無く週刊東洋経済http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2008年2月16日を読んでいたら大澤真幸氏の「オタク文化ではなぜ物語が継続されるのか」というコラムが。 抜書き 「終わりの公式な宣言」がなければ人間は偶有性を克服出来ない。 ところがわれ…

最近の読書と出来事。 マルドゥック・ヴェロシティ―冲方丁 面白かった。何か良く分からなかったけど面白かった。相変わらず間が空いてしまったのでキャラクターとそのロールはそっちのけ。政治の話は片手間にボイルドと09の落ちっぷりをミクロな視点で楽しむ…

この前日記を書いて以来気になっていたPLANETSvol.4http://www.geocities.jp/wakusei2nd/p4.htmlを一昨日新宿で買う。お目当ては実は宇野常弘と仲が良い東浩紀のロングインタビュー。僕には東浩紀萌え期が定期的かつ衝動的に巡ってくる。正直気持ち悪いなと…

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2007/12/25メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 274回この商品を含むブログ (239件) を見る続きもの。時系列的に雨宮さんの話が出てくるので混乱…

カッティング ~Case of Tomoe~ (HJ文庫)作者: 翅田大介,も出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2007/12/01メディア: 文庫 クリック: 39回この商品を含むブログ (26件) を見る村上春樹の類似性を指摘する人はメタハルキ。メタハルキは村上春樹の小説がオ…

カッティング ~Case of Mio~ (HJ文庫 は 1-1-1)作者: 翅田大介,も出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2007/06/30メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (36件) を見るラノベで去年はやっていたもの回収編。ファーストインプレッションは良…

今年は何を読もうかなと思ってhttp://d.hatena.ne.jp/deltazulu/20080104/1199449082をみていたのだけど、適当にアマゾンの書影ページを開いてリコメンドをパラパラ捲っていたら大体上のまとめサイトで出てくるラノベは網羅されているというトラップ。各サイ…