読んだもの。

読んでいるもの。

シャングリ・ラをようやく読み終わった。上巻と比べるとストーリーの展開がはやいはやい。次のページでは物事の前提がどんどん取り払われていくので、1ページも気が抜けない。おかげで下巻は一気読み出来た。面白かった。全体通して「高度に進化した科学は魔術と見分けがつかない」というマッチョなオタクドリームがばら撒かれていたせいもあり、昔自由帳に書き殴った自分の出来の悪い妄想を、圧倒的な筆力で再現されたみたいな味わいがある。僕の中では唯一水虫歴を持つヒロインということで長く語り継ぐに足る作品になろう。

「ARIA」について。ああ、これが有名な…あの・・・と思いながら読んだ。基本的に一話完結で、話の最後の方で大ゴマを使って天野こずえが僕らをネオ・ヴェネツィアに接続してくれる、大変良いマンガ。