2006-01-09 ■ 読書 テレビ消灯時間〈2〉 (文春文庫)作者: ナンシー関出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (17件) を見る去年は北田暁大の嗤う日本のナショナリズムでも言及されてて、現代思想もナンシー関ですかと。何かやだな。そしてリリー・フランキーの東京タワーの帯では福田和也が「ナンシー関亡きあと」って書いてあったけど、あんたテレビ見ないって言ってたじゃん。なんていうか死んでからナンシーを褒めてる人はどっかみんな後ろ暗いね。テレビだけじゃなくて、実は文化系の人も無視しつつ、こっそり読んで面白がってたんじゃないのかねぇ。まぁ自分もか。といった具合に、読むと絶えず自分の体内におけるツッコミ濃度があがる。そんな効用が彼女の本にはある。これを読めば、多分自分のツッコミ能力が急上昇するような、気がする。気がしただけ。収録されているのは97年から98年のテレビ時評。オンタイム世代は読んで損はしないと思います。ビーチボーイズ、特命リサーチ200X、THE夜もヒッパレ!みんな、見てたよね? リンク ナンシー関〜そのツッコミ魂忘れまじ〜 ナンシー関の訃報に著名人が寄せたコメントがまとまってます。