狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

読んだ。出たばっかりだったのに池袋ではリブロ・ジュンク堂・虎の穴軒並み売り切れ。まんがの森でようやっと発見。世界史好きなんだろうな…というのがにじみ出ている作品だった。でも作者は理系。剣と魔法を禁じ手にしてどこまで巻を重ねる事が出来るのか楽しみです。ファンタジーにこういう切り口があったんだなぁーと感心してたら話終わっちゃいましたんで、続編を待て。ラノベ好きなら万人受けだと思う。オススメ。ホロ(表紙の娘ね)が、可愛い。喋り方としぐさとかが。あと小麦に関して調べたけど

ヨーロッパでは地力の弱い「痩せた」土地においては、小麦よりは痩せた土地に強い「ライ麦」を作るのが普通だったそうで、実際に農民たちが口にすることのできるパンはライ麦パン(黒パン)であることが多かったそうです。

衛生管理の行き届いた現代でこそ「穀物パン」とか呼ばれて喜ばれてたりしますが、昔から理想的なパンとして捉えられてきたのは、基本的には小麦を原料とした「白パン」です。この白パンでさえも、この時代には誰でもが食べることのできた代物ではなかったということですね。
Dragon's Lair「中世ヨーロッパとファンタジー世界の食(分類3−1:加工食品1)」より引用

当時はライ麦が中心だったらしい。キャッチャーインザライ!バイサリンジャー。ロレンスは結構お金がある方だったんだなきっと。パン2回くらい食べてたし。