今日は久々に一日家にいることが出来たので、借りていたGBA版のタクティクスオウガ外伝ニンテンドーDSLite(当たらないから結局買ったよビルコレさん!)で5時間連続プレイする。楽しい。基本的に家ゲーは音楽を聴きながらやるようにしている。中高生時代はカセットタイプのウォークマンしか持っていなかったので、聴く曲の量も限られていたけどその後iPodを購入してサルからいきなりネアンデールタール人に進化したかのごとく環境だけは立派になった。聴く量も増えた。僕のiPodは大分年季が入っているのですぐバッテリーが切れてしまうので全曲シャッフルで聴き続けるのは移動中は無理だ。というわけで、家ではipodとDSのコードに繋がれながらゲームをしているということだ。で、プレイし終わった後、最近「家畜用の配合飼料みたいな大量生産の当り障りの無い音楽」という言葉を見たのを思い出した。家畜用の配合飼料みたいな大量生産の当たり障りの無い音楽ってなんだろう。エロゲの音楽?JPOP?

ゲームプレイしている間に聴いていた音楽はクラシックからそれこそエロゲの音楽まで色々あったのだが(何しろ3000曲くらいあるし)、この聴き方はまさに家畜的な聴き方だよなぁ。気に入らなければ飛ばす、気に入れば聴くというのを機械的にやっているだけだし。おお、これを動物化と呼ぶのだな。こういう状態では作曲家が苦心惨憺して生み出して創作した音楽も産業的に生み出された音楽も等価な感じだ。それ自体は問題は無いけど、音楽なり何なりを家畜飼料にするかどうかは自己責任の可能性大なわけで、それは個人的にはしんどい。思いつく処方箋を考えても、生の音楽に触れてみるとか、シングル単位で聞くのを回避するとかそんな感じだろうか。大分貧相な発想ではあるけれども。ただ家畜飼料と世間で呼ばれるものに感動出来る心性というのは凄い自分に近しいというか理解出来る。B級グルメみたいなもので。注意しなければいけないのはその「B級」というランクもA級を想定しての話なので、A級が消滅した時にB級の定義もぐらつき出すということだな。ともあれ、家畜的な文化は無いけど家畜的に消費する環境は十分過ぎるくらい整っているのでさてどうしたら良いんだろう。まぁ良くある話としてはそれを通して以下に楽しめるかどうか、というのが個人的に一番気にかかっているんだけど、最終的に優越感ゲーム自己啓発しか手段が無くって手詰まりだ。前者は「それって家畜でしょ(笑)」という方法に端的に現れていて終わりがない。後者は他人からの批判に耳を貸さないという時点で相手にした時にうんざりだ。

まとならないけどおしまい。

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れいま@はてなダイアリー - 相手を貶めないと立場が確保できない人間、被害妄想によって過剰に反応する人間
このへんを見て。一応書いておくけど件のイベントに関しては詳しい事を知らないので、意見する立場に無いです。