ラストインまであと3日。今日は再び部署を最初の場所に戻される。本をダンボールから出して版ごとに並べて、機械に送り以下繰り返し。流石に身体はくたくた。終業までに吸ったタバコの本数は4本。信じられないほどの健康生活だ。

何だかな。

今日は向かいに社員さんがいて、ガツガツ働いていたのだが、この人理由は分からないがしょっちゅう現場監督の人に怒られてる。その人の名前が呼ばれる度に現場にあー…という空気が流れていくのがやりきれない感じでこっちもダウナーな気分になるというか。んで、実はその人とロッカーが近くて朝、鉢合わせた。会話は無い。作業着の中に字がびっちり埋まったメモ張を忍ばせていたのを何故か覚えていたのだけど。

昼間何の偶然かまた鉢合わせになってちょっと会釈して通り過ぎたらそのメモの束をその人が落っことしてしまった。その内の一枚がこっちにも降ってきて、拾って渡したのだが、その文面を見てうわ、すげーと。具体的な内容は書かないけど、とにかく「いかに仕事を頑張るか、頑張れるか」みたいな事が精神論から具体的な業務メソッドに至るまでぐわーっと彼自身らしい手書き文字で書いてあった。見ちゃ悪かったな本当に。

午後業務でも午前中と同じくその人は同じような具合で大変そうであった。でも仕事上がった後は現場監督や同僚とも仲良くタバコ吸ってたからまぁ現場だけの話なんだろうが。

すっごくひいて見ると仕事中の現場監督とうまが合わないような印象を持ったのが一つ。次には、単に人が足りてないこの現場。多分二つが解消すりゃもう少しまともに…いやそれは良く分からないな中の人ではないから。あーでもその人も、もうちょい頑張れば良いのかなぁ。でも安易に頑張れとか言いたくないんだよなぁ。というかその人の基準で言えば現在でも超やってるのに何でだよ!って気持ちだしな。そういう開き直りに対して世のエライ人が使うマジックワードは「頑張るのは当たり前です、ニートにはそれが分からんのです」、つまり意訳すると「結果出せハゲ」という。

まぁそもそも頑張れないので、自分にはそうした事象は縁遠い議論でしか無いのだが(結果が出ない⇒頑張る⇒どっちにしろ結果が出ない⇒何をしても同じ⇒繰り返し)、エライ人達や社会に何とか適応しようとしてる人を見ると、残念な気持ちになるし、何故自分より懸命に適応しようとしている人が社会と摩擦を起こしたりするのかという思いに駆られることはままある。自分には同情した事はないが、他人には割合似た感情を持ったりするのは不思議だ。

もう少しで終わる。そしたら二郎を食べてジュンク堂ラノベを買う。