モノーキーラジオをまばらに聴いた後http://d.hatena.ne.jp/crow_henmi/20070312を読んでて今更のことのように気づいたんだけど、どうやら今は個別な感想それ自体よりもどうそれを洗練するかが目下の課題のようだ。そしてそれを言葉にするのが火急の要件であるらしい。

そんなふうに思うのはラジオで「最近他人の感想読んで感動したことねぇー」と中の人が言ってたのを聞いてたのと、上のエントリーに「よく練りこまれた意見だと思う」という一文があったというただそれだけなんだけどね(ディスリスペクトしたいとかではなくて)。

まぁラジオの中の人はお疲れだったようであり他意があって言ったのではないと思うし、あの一言だって感想に対する感想であるという以上どうのこうのじゃない(だからディスリスペクトでは無いの!)。

ただ、「ああネットって感想をのっける事が出来て、それがアルファな人ならストレートに閲覧者のハートをえぐって本を買わせたり、読み方や見方を変える可能性があると思ってたけど(そこまで高い可能性は見積もってないけど)、違ったのかなあ」と思ってしまった。何このナイーブ過ぎるハートは。我ながらイヤになるのですが。つーかこんな認識だとするとどうやらオレにとってはweb2.0は始まってすらいないっぽい。web0.2くらいだろ。

批評や感想そのものではなくて、「批評や感想」を形作るための言葉が今必要なのか。皆そうだとは思わないけど気づいてる人は「あっ!」って思いつつやってんだろうなー。キツイなー。やっぱ忘れた。忘却します。