本当に9月かってくらい暑いな。サイタマ限定か?ともあれ、暑い夏が終わったので旅行関係とか夏コミ関係のあれこれをここでまとめて。

旅行最終日

関西旅行最終日は関東に戻らなければいけなくて朝9時くらいに現地出発。ずっと車。運転は僕。で、最終日にこのオチかよと思ったのだけど速度オーバーでブルー切符切られました。さらばゴールド免許。ミラーから赤灯見えるのがあんなに怖いとは知りませんでした。軽くボニーアンドクライドな気分でした。抵抗はしませんし逃げもしません。即座に路肩に停車、警察のおじ様の指導をきちんと厳守する事を誓って解放されました。もうしませんごめんなさいごめんなさい。だから罰金15000円は(略)。

その後、神奈川で疲労度マックスの渋滞、気の抜けたカーラジオ、路肩走行する猛者どもを横目にだらだら前進停止など、様々な困難を経験した。旅行は計画的に!ルート確認も忘れずに!など多くの教訓が残った。主に僕だけに。

ともあれ事故もなく関東に戻れた。また長距離運転したいかどうかは甚だ疑問だが関西にはまた行ってみたい。

コミケ

行ってない。友人に買い物を頼んだだけ。ふと思うのだが、コミケに行かないとはどういうことだろうか。別に、世間の大多数の人はコミケに行かないのはごくごく自然な事であり彼らは夏のたぎるエネルギーを他の何かに投入しているのである。私はコミケ当日をサブカルチャーとは全く無縁な場所で過ごした。それはそれで有意義だったような気もするのだが、帰宅してからの何かをし忘れた、または何かを見過ごしたのではないかという感覚はいやおうなく膨れていくのだった。やはり人生の数分の一の期間、年2回東京沿岸部に通い続けていた、しかもほぼ同じ日程で、という行動習性は、そう即座に忘却できるものではないのだ、ということを「行かない」という選択肢を通じて感じた。僕は最近自分=オタという自己規定を極力考えないまたは打ち消していたが(行動はオタクそのものだが)、頭で理解出来ることと事実それを抵抗無く受け入れる事が可能ということとの間には深い深い溝があったようだ。その実感は、私が友人達からコミケの俗に言う戦利品を受け取る時にますます強化されていった。コミケに並ぶオタ達の必需品であるクリアケースから当日売られていたままの姿で出現するペラペラとした同人誌が出される時、そして友人のそこはかとなく誇らしげな表情を垣間見る時、何故だが私は胸の中にふつふつと「まだ終わらない・終わって欲しくない夏」を感じるのである。

そうだ。思い入れたっぷりに語ってしまって何だけど、こういう感覚はあくまで関東のオタ、またはコミケ常連のオタに限られるそれだろうという気もまたする。多分。あとコミケ統一原理みたく有明をオタのメッカみたいなポジションに、というのも何だかなという。

ともあれ僕はこの夏を相田裕の同人誌をニヤニヤしながら眺める事で8割くらいを消費した。