最近の出来事。

下北沢

に生まれて初めて行った。人が多い。ゲーセンのレベルは僕が連勝出来るくらいなので普通かそれ以下。下北沢というと再開発問題で揉めているという話だけ「東京から考える」という東×北田本で知っていたけど、確かに道路が狭すぎる。緊急車両が通りづらそうだ。まぁ…車道にも関わらずほぼ歩行者天国状態なのがこの街に人を集めてるような気もしないでも無い。あと人が多い。そんなにクレープが好きか、そんなにギターが好きかそしてそんなに雑貨が好きかそんなに服が好きかなら都内で済ませようぜここまで来る事はないだろう渋谷で目黒で代官山で我慢だ。といいたくなるくらいオレには都内で充足出来るブツしか眼が入らなかったが、きっと何かここでしかないとダメな理由があるんだろう。街の規模に比して人の密度が高いので商業的には潤っているのかなぁ。あと昔から思うに人が恒常的に集まる場所には何故クレープ屋が出店するのか。ビール飲んでお好み焼き食べてビール飲んでゲップしてお好み焼き食べてゲーセンに行ってタバコを吸ってコーヒー飲んで読書して帰った。眠い。

読む社会学

最近必要に迫られた本しかカバンに入れていなかったが一段落したので森村進の「自由はどこまで可能か」という新書を読んでいる。うん。リバタリアニズム最高だ。最近思うのは、確かにオレはブログといわずリアルといわず何か歯切れの悪いええかっこしいなので、「どんなにみっともなくてサスペンディングされても合理性を手放さないだって僕は真理を追究しているんだもん!!」というアレした態度を取りたがるが、何かやっぱり無理あるなーと反省しつつある。それはええかっこしいが芸になっていないという以上に(絵になる人はやれば良いと思う)、結局自分がのっかっている環境なりライフスタイルがあまりにリバタリアニズムに超適合を果たしているからだ。例えばここで連ねているヨタ話に始まり日中自分がやっていることに続き、最後に己のオタな趣味などは、全て「他人に迷惑をかけてないから良いじゃん」というフレーズによって僅かながら世間様に消極的に抵抗を示せる生活でしかない。残念だが。翻って、自分の通常の考えは複眼的でアドホックではあるが、痛いのが嫌いで出来たら相互扶助したいとかそういうヌルヌルなアレだ。実際のところそういう理屈は色々やりすごす上でやりづらい。また、普段の生活との埋め難い溝が客観的にも主観的にもそろそろ厳しくなっている。客観的に見れば僕は「自分の主張に他人を巻き込めないリーダーシップに欠ける人物」だろうし、主観的には「言う事とやっていることが違う自分」だ。前者については、そういう評価がますます人を遠ざけるのでマイナスだし、後者について考えると、そもそもそういう自分の惰性的気質に自分の理想が追いつけていなのだという点で失点だ。気づいただけましだろうか。まぁそういったわけで無理やりマイナスとマイナスをかけて見るとそこに出る答えはまぁ自ずと無関連主義というか。

ときどきこう考えている自分はウェブ社会に取り囲まれているためで、そのシステムの深層に入り込める管理権限さえあれば何とかなるのか?みたいな気にもなるが、今はそういう気力もない。無理。あ、一応補足だけど、「自由はどこまで可能か」ではここまで無気力な話は出ていないし森村の主張ともかなりずれているのでそこだけよろしく。為念。

アンダロ

Under the Rose (1) 冬の物語    バースコミックスデラックス

Under the Rose (1) 冬の物語 バースコミックスデラックス

エマ貸したらヌルイヌルイ!ザベストメイドマンガイズアンダロ!と言われて買った。アンダロってアンダー・ザ・ローズか。見目麗しいショタ少年が一杯出ててゲップが出た。用途的にはやはりそこか…?鬱展開スキーなので面白く読んだが、やるならやるでエロも最後まで入れて欲しい。確かにエマに比べると悲惨度アップだがこれはメイドマンガか…?