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- 作者: 古橋秀之,前嶋重機
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2004/03
- メディア: 文庫
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あらすじ
かつて致命的な情報物理災害によって《禍津風》の吹き荒れる地獄と化した世界。その後、人々の生活は神木《七星樹》の代理人《御統七巫》と、その側近達によってかろうじて保たれていた。だが、都市の周辺部では動物、植物などを核として堆積した蟲毒が付喪神へと進化し、跳梁跋扈していた。そんな中、自らの体内に蟲を飼い、怪物達とあい渡る半人半怪の戦闘集団が組織される。人はそれを蟲忍と呼んだ。
感想
友人に借りて読む。この間読んだ「ある日、爆弾が落ちてきて」が凄い面白かったのにこれは…。まず、本のデザインそのもがもかなり変わってて、最初の数ページにマンガが入っている。さらに、中に挿入されているイラストも、両ページ見開きで上の段に挿入されていたり(その下に文章がくる)、かなり凝っている。でも肝心の中身は、全然練られてないようで、企画書をそのまま文書にしたみたいな未整理な感が…。漢字の使い方が面白かったりとかするんだけど、見所も特に無し。絵につられて買って後悔するラノベの好例。地雷です。読んだ時間は3時間とちょい。