レジンキャストミルク (電撃文庫)

レジンキャストミルク (電撃文庫)


鬱展開のラノベだとコレらしいので読んだ。
あらすじ

ほのぼの×ダークな学園アクション by 電撃文庫

全一―城島硝子。有識分体―柿原里緒。壊れた万華鏡―舞鶴蜜。そして、城島硝子の固定剤―城島晶。あらゆる空想と願望の果てに産み出されたこの世ならざる世界「虚軸」。そして「虚軸」と関わり、「欠落」と引き替えに異能を手にした少年と少女たち。平穏な学園生活の裏側で、薄れた境界線が現実に爪痕を残し、世界はゆっくりと侵食されていく…。彼らの闘いが始まる!藤原祐×椋本夏夜が贈る待望の新シリーズ、遂にスタート。
レジンキャストミルクとは - はてなダイアリーより

あらすじ
鬱かどうかは良く分からなかった。強いて挙げるとどこだろう。(ネタバレ)直川という陰気な男子優等生が無理やり裸にされて、写真とられちゃうところとか?。それより、城島硝子がエロ過ぎるのと、主人公がモテまくっててそれが羨ましかった。幼馴染に幼女に、まだまだキャラいるんだけど一巻ではまだ出てないみたい。この勢いだと全キャラと何がしかフラグ立っちゃいそうだぞ。イラストが好みの絵だった。

ツボったポイント。

「いいですかきみちゃん、プリンは非常にシンプルかつ合理的な菓子なのですよ。」(中略)「材料の鮮度や質、パティシエの技量がストレートに現れるのです。それ故私は店のレベルを見極めるために敢えてプリンを」

「あえて」であることを必死で主張。

その順番はあまり一般的ではありませんね。知名度と入手のし易さから言って最初は「ドグラ・マグラ」、次に「虚無への供物」、最後に「黒死館殺人事件」を読むという方が多いという統計がありますから。「ドグラ・マグラ」だけで挫折してしまう人も珍しくありませんが。

統計まで調べてしまうオタクとしての側面を見せる硝子。

「了解しました・・・・・・ところでお母様、愛情投入はいつ行えば万全でしょう」

愛情もモノだ!

「元よりこの身はあなただけのもの。髪も、指も、手も足も、胸も舌も唇も、足の爪先から頭の先まで、そして内臓と裏面に内蔵する私の本体すらも・・・・・・すべてがすべて、あなたに使われるためだけに存在しています。」

聞いてないところまで十倍にして返してくれる硝子がエロイ。

一巻だけだと良く分からないんだけどとりあえず続き買ってみようかな。で、結局鬱展開なのそうじゃないの?

関連

レジンキャストミルク
レジンキャストミルクの特設サイト。あの眼鏡の子はいつでてくるんだろう。

椋本工房TOP
挿絵の椋本夏夜氏(女史?)のサイト。

埋没式フラクタル
藤原祐氏のサイト。余談ですがリンクにライトノベル作家のサイトがいっぱい並んでた。