マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

独特の文体=エルロイ風。業界ギルド制提唱=業界楽屋オチトークとすれすれ。マルドゥック・スクランブル/アニメ化中止=の前日談。戦争の後遺症⇒私設送り。自ら肉体改造に志願/ボイルド。壁走り/不眠、ここでの改造の賜物。ネズミ/殺伐とした小説唯一の癒しとの出会い。マルドゥック・スクランブル=09の成り立ちについて解説。前巻の印象/カジノ=何も覚えていない/記憶抹消/続きモノだった。ヒント=研究所。つまり自分の本棚を再度検索=鬱。あまりにも在り来たりな癒着=サイバーパンクになっても資金の流れはインターネット以前。だが圧倒的・ビジュアリスティックな文体=必見。文体=この小説の全て/一人称のうざったさからの解放/状況・風景描写から脱出。汎用性の獲得。冲方丁の価値=ストレスからの解放。オンリーワン=自覚的エンターテイナー/チェリーパワーの欠落=パッションの欠落<<<<桜庭一樹=自覚的なチェリーパワーの発露。

みたいな。いやーこれで書くの本当大変だなぁ。面白かったので次も読みたい。