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Under the Rose (4) 春の賛歌 (バースコミックスデラックス)

とりあえず出た分を全部買う。これは素晴らしい鬱ですね。ミス・ブレナンの独善的正義感がどんどんぶち壊されていく様が最高だった。４巻冒頭、ウィリアムに×××された後のミス・ブレナンが黒ベタで全て潰されている演出とか本当に上手い。エマのヌルヌルさ加減など吹き飛んでゆくようだよ！

何とはなしにこの作品で一番残酷な存在は誰か？と考えるとやはりアーサーだなぁと思う。普段はゆるゆると人を和ませているが、一番きめのところで(例えば結婚とか)、最悪の選択を常にしていて、かつ勝手に自己完結してしまっているし。某エロゲのアニメ化作品で孕ませた(実は孕んでいなかった？)挙句に他の女に逃げたキャラがいたが、アーサーの前ではそれも霞むな。金目当てで没落貴族が厄介払いした妻の間に４人、自分の助手？に２人。ああ、本当に酷い。それ故に好きだ。続きが気になる。